ミュージカル、意外とこういうとこあるよね!
あけましておめでとうございます。
お久しぶりです。随分とご無沙汰しておりました。ばっけ丸です!
ブログを更新しようと書き溜めてはいたのですが、気づいたら年が明けておりました。
年明けから大変なことが多いですが、微力ながらばっけ丸にできることを見つけてやっていきたいです。
おかげさまで元気でやっております。
年末はインフルエンザにやられてましたが😅
7年ぶりくらいに9度台と脱水症状を併発しました…旅先で発症するもんじゃないです…アリャ
ところで、前のブログでお話しした、
ミュージカルを勉強できる学校の入学試験を受けて来たという話ですが、
無事、合格致しました💮
4月から田舎を出るわけですけども、一人暮らしで自炊生活。
節約のためには致し方ないと思っ……
そんなことは全くなく。
自分で食生活を管理できるなんて夢のようです!
やりたいことがいっぱいありますね!ボーンブロスとかグルテンフリーとか。
むしろ掃除洗濯ゴミ処理の方を頑張らなければいけないですので…
結構これでばっけ丸の大体の年齢バレちまってらような気がしますが、まあ、そこは。
前はブログを始めたばかりで、とにかく毎日投稿ペースで投稿してましたが、ここ最近はぜんぜんブログのことが頭から抜け落ちてた日々でした。
でもそのおかげで、久しぶり書くと筆が進む進む。ブログを書くのがシンプルに楽しいです。
ブレークって大事だなぁって。
合格が決まってから前よりもっとミュージカルについて考えるようになって、(厳密に言うと劇団四季の)学校に入ったその先のこと、学校を出たその後のことも考え、逆算して計画をなんとなくですが立てている状況です。
その中で、自分はなんでミュージカルなんだろうって思ったんですよね。
歌うのが好きだし、踊りの経験はないけど好きだし。
でもだからミュージカルになるのか?ってなると違うような気がして。
一度考えたこともあるんです。
アーティストになれば歌えるし踊れるしなって。
ジャンルとか無視すれば、歌って踊るだけ考えたらアリだよな…。
そんな引っかかりがありながらもレッスンをしていたのですが、ある方のお言葉が痛烈に刺さったことがあって。
それは
「ミュージカルやりたいって言ってて、歌の技術とかダンスの技術とかももちろん大事かもしれないけど、全部演技が基本にあるんだよ。
お芝居しながら歌う、お芝居しながら踊る。
役の中で歌ったり踊ったりする。
だってミュージカルは『演劇』なんだもの、やる人だって『歌手』じゃなくて『俳優』だよ。」
あっっ!そうか、俺がなりたいのは俳優なんだ!
とはっきりわかってすごく腑に落ちました。
ここ結構見落としがちになるんですよね。
先日劇団四季ミュージカル「ウィキッド」を観に行った姉と話した時に、
「ミュージカルってやっぱり上手く歌おうとかするんじゃなくて、役のキャラクターとして歌うことが大事だよね。カラオケで歌う時大変だコリャ」
って言ってたんです。
役に対しての捉え方は人それぞれだとは思いますが、
やっぱり演技って重要なんだと痛感させられました。当たり前のことなのはそうなのですが。
もちろんメインキャストになるためには歌が上手い方がいいのはもちろんですし、アンサンブルは踊らなければいけないとは言われてますがそれ以上に芝居でないとミュージカルでないということ。
ばっけ丸は演技の経験などないので気づくのが遅くはなりましたが、これから学んでいく上で再確認できてよかったです。
それともう一つ、お正月はにわかで箱根駅伝を眺めておりました。
記念すべき第100回目でしたね!
もちろん応援しているチームはいて、普段からSNS等で応援させていただいてるのですが、普段からどのような練習をしているのか気になってネット記事などを読み漁って、すごい地道な練習で結果を出していることに改めて感嘆しました。
前々から自分には技術以前に体力がなかったり、体の動かし方等も知らないです。ダンスやってないってこともあるんですけど。
でもミュージカルってすごく体力がいるお仕事で、演目によってはプロの方でも息が上がってしまうこともあるそうです。
そんなこんなで練習風景、食生活、選手一人一人のメンタル作りを浅はかながら見ていて、舞台俳優とアスリートって通じてると思いました。
自分の体が基本で、稽古がトレーニング、練習、大会や記録会が本番期間のような。
スポーツ経験ないばっけ丸が言うことではないんですけど、、
でも普段から体を動かしてないからこそ、理論や体系的なことで正しく学ぶことが大事だと思うし、効率がいいのかなと。
とくにピーキングという言葉は初めて聞きましたが、すごく興味深くて、本番に向けて自分のコンディションをベストにするために調整するっていうことは重要だよなあと。
ピーキングっていうとちょっと聞き慣れないですけど例えば電車に間に合うように家を出る時間を考える、みたいなことですよね。
あとはメンタルや、イメージトレーニングなど、興味深くてとても面白いし、ミュージカルやる上でも役に立つかもしれないって思いました。
多分学校ではここまでは教えてくれないと思うんですよね。
技術やミュージカルの歴史や演習は教わるとしても、トレーニングは必ず自分でやらなければいけない。
アスリートの方って、トレーニング以外にも、睡眠や食生活に気をつけていらっしゃる。
ましてや箱根駅伝に出てる人達は大学生ですから、ずっとトレーニングに打ち込んでるわけではないですよね!
私は今年思った以上に風邪をひいて、コロナとインフルエンザにもかかりました。
その間練習できなかったり、部活に参加できなかったり、悔しい思いをすることが多くありました。
やっぱり健康でベストな状態でいることは、難しいけれど大切であるとひしひし感じました。
そんな自分を少しでも変えたいと思っただけです。
色々決まって意識が変わってきたというお話でした。
ではまた!
人生の岐路に立つ
こんにちは! ばっけ丸です。
この前イヤーカフを初めて買いました。
ばっけ丸は大きめのアクセサリーが似合うらしいのでシルバーの結構太めのカフを買いました。
でもあれ、つけるのすっごい難しい…(汗)
鏡見てもわからない。まだまだ垢抜けへの道は遠いですね…。
そんなことは置いといて。
ばっけ丸、先日、試験を受けてきました。
ミュージカルを学べる学校の入学試験です。
特待生に出願してる人もいたから、ぺーぺーのばっけ丸は浮いてましたね。
特にダンス。
ばっけ丸はダンスが全然できません。
体を動かすのは好きなのですが、思うように体が動いてくれないことの方が多いです。
前にちょっと、ほんとにちょっとだけバレエを習いに行ってましたが、他の用事が忙しくてもう半年以上行ってません。
ダンスって、いきなり始めてすぐできるようになるものではないから、ばっけ丸は基礎も何もあったもんじゃない感じです。
ダンスのカウントの取り方、名前も、数えるほどしか知らないです。
前も模擬試験のようなものに参加して、踊ったことがあったのですが、そのあと来た先生からのフィードバックシートには、基礎を頑張りましょうが2回も書いてあったことがあります。
今回もダンスの後の面接で、
「お家の近くにダンスを習うところはないの?」
と、言われました。
履歴書にはバレエを習っているとは書きませんでした。(習っているとは言えない状況なので)正直にバレエのことについて話すと、
「時間がある時でいいからレッスンに行った方がいいと思います。」
…返す言葉もありませんでした。
当たり前です。教室のためでも、先生方のためでもないです。
自分のためにやることなのですから。
でも心のどこかで、学校行ってからちゃんとやろうとか、なんとかなるとか思ってました。
やっぱり自分の弱いところが出てしまったような気がしました。
合格発表まではまだありますが、またバレエ教室に行くつもりです。
たまに、ついつい自分の周りにいる人と比較してしまいます。
「ばっけ丸は歌もダンス芝居もやらなきゃいけないなんて、すごいね、」
「ばっけ丸は頑張ってるよ!」
確かに田舎にいて、ダンスも歌も芝居も頑張っている、なんて人は周りにはそうそういるものではないとは思いますが、
自分はその人たちに比べたら頑張ってるのかもしれません。
でも自分が本当に比べて、歩みをそろえなければいけないのは自分の周りにいる人たちではなく、
自分がこの世界に足を踏み入れる前からずっと頑張ってレッスンに通い続け、舞台にも立ったことのある人たちです。
ばっけ丸に足りないものなんていっぱいあるから、
自分の武器とかいう前に、まずは人並みになろうと思います。
感傷に浸って書いてしまいました。
こんな弱いばっけ丸ですが、応援よろしくお願いします。
ではまた!
劇団四季の魅力 後編
こんばんは!ばっけ丸です。
毎回のブログの終わり方がわからなくて、いつもポシャったような終わり方してしまってます。読みづらくてごめんなさい。
まとめ方がわからないんですよね…展開はいくらでも可能なのですが。
今回はきちんと終われるようにしたいです。
さて、劇団四季の魅力 後編です。
前回は劇団四季の魅力をざざっと駆け足でご紹介しました。
あくまで私が見たり聞いたりしたお話をまとめましたので、本当のところは劇団内にいないと何もわからないとは思うのですが…。
ばっけ丸ちゃん、じゃあおまえさん今回は何を話すってんだい?
えっとですね、今回はばっけ丸の好み全開での持論を繰り広げさせていただきます。
早速ですが、こちらをご覧ください。
「台詞の喋り方が気になる」
「四季の俳優には個性や感情が感じられない」
劇団四季について、このような意見も一部あります。
もちろん好き嫌いはあると思います。ばっけ丸もずっと四季の舞台を見てきましたが、全く気にならないと言ったらそんなことはありません。
このような意見に対しての、ばっけ丸なりの見解をお話します。
喋り方に関して1番いいのは、ある程度慣れることです。CDを買って聴き続けるとか。
後は翻訳されたものが多いこともあると思います。
情報量がどうしても少なくなってしまうので、逆にはっきり言われるとしっくりこないこともあるのかもしれません。
四季の方からすれば、台詞を明瞭に喋ることこそが観客に舞台を届ける上で大切だと思っているのです。
日本語は少ない息の量で済んでしまいます。正しい発声の仕方を、言語上の効率の良さから日本人はほとんどの人が身につけられていません。腹式呼吸しかり。
日常会話ならいいかもしれないですが、舞台という空間だと、ボソボソ喋られたらシャクではないでしょうか?またはがなるような声を出されても、聴く側としては気持ちのいいものではないと思います。
私は傾倒してしまってるが故の意見にはなっていますが、人前ではやはりはっきりと言葉を喋ることが大事だと思います。
自然な演技や喋り方を大事にしている方からしたら不自然極まりないのはばっけ丸も重々承知です。
ばっけ丸も演劇部の友人に演技を見てもらったことがあるのですが、言葉をはっきり伝えようと意識して演技したら、「感情の起伏が足りない」と言われてしまいました。友人の所属している演劇部はナチュラル演技派だったので、四季を意識した自分の演技があまり受けなかったのだと思います。
ここが難しいですよね!言葉を明確にするあまり、逆に感情のない語りになってしまいがちですし。
ん?逆にはっきり言いながら感情を乗せる方が不自然なのか?
…謎が深まるばかりです。
俳優さんに感情や個性が感じられないと言ったご意見もありましたが、
俳優さんはロボットではありません。
人間です。
どの俳優さんも似たようなものでもないですよ!
同じ役でも、人によって結構歌い方、台詞回しが違います。
もちろん普段の稽古から、方法論で固めているのかもしれませんが、ある程度の統一感は一つの作品として見るために必要だと思います。
むしろ四季のメゾットで、ガチガチに固めているはずなのに、どうしてもでてしまう俳優さん個人の個性がすごく見ごたえあると思います。
役や四季の方法論といった型枠に俳優さんが日々の稽古でしっかり当てはめているけど、どうしてもそこからはみ出てしまう俳優さんの個性がキラキラ輝いていて、とっても素敵です。
是非観るときは、その人独特のクセのようなものに注目して観て頂きたいと思っています!
いかがでしたか?
前編後編と分けてお送りしてきました、劇団四季の魅力コーナーも、これにて終了とさせて頂きます。
ばっけ丸は、四季のことが好きなだけのただの学生なので、あくまで一個人の意見として、心に留まるところがあれば嬉しい限り!
少しでも、このブログを読んで劇団四季に興味を持ってくださると嬉しいです。
それではまた、お会いしましょう♪
またね👋
劇団四季の魅力 前編
こんにちは ばっけ丸です。
最近はインフルエンザが流行っているようで、私の周りにも体調不良者が続出しています。
この気温の高低差が激しい中、体調管理をするのは至難の業。
早寝早起き、手洗いうがいを心がけていきたいと思います。
さて、本題に。
本日は私が敬愛してやまない「劇団四季」についての魅力をお話しします。
前のブログでも述べましたが
私の人生初ミュージカルはライオンキング。
そしてやりたいと思ったきっかけがアラジン。
その他にも田舎者ながらたくさん観させて頂きました。今まで見た公演をまとめてみました。
・ライオンキング
・リトルマーメイド
・マンマ・ミーア
・アラジン
・キャッツ
・ノートルダムの鐘
・エビータ
・ロボット・イン・ザ・ガーデン
・カモメに飛ぶことを教えた猫
・ソング&ダンス65
だいたい一度しか見たことないものばかりですが。
そして私は基本的に四季以外のミュージカルはほとんど見たことがありません。
なので思い上がったことを言わせていただくと、本当は私の夢は
ここで断っておきたいのは、決して四季以外のミュージカルに興味がないわけではありません。
田舎に住んでいる自分にとって、東宝やホリプロ、宝塚を観に行くことは容易くないです。チケットも入手困難で、そしてかなりお高い。
なので本格的にミュージカルを勉強できるようになったら、四季以外のミュージカルも観たいです。個人的にはジャージー・ボーイズがすごく気になる…。
話を戻すと、幼い頃からずっと四季のミュージカルを見に行っていて、やりたいと思ったきっかけの作品も四季で、コロナ禍に入ってしまってからは、頻繁に全国公演でばっけ丸の地元まで来てくれる。
私の憧れはずっと四季の俳優さんたちです。
もちろん俳優さんだけでなく、クリエイティブスタッフの皆さん、裏方で舞台を支えてくださっている皆さん、広報活動をしてくださる方々も大大大尊敬です。
さわりが長くなりそうなので割愛させていただいて。
ここからは、ばっけ丸が独断と偏見で劇団四季の魅力をご紹介します。
①俳優のブランディング化
演劇には、チケットを売ることのできる人材がいないと成り立ちません。
例えば、東宝のミュージカルでは、知名度のあるアイドルや、タレントが起用されることも少なくありません。
宝塚歌劇団の場合は、絶対的なスターの存在があります。
ですが劇団四季を代表する俳優というのは実質的な人気は別にして、存在していません。
スター主義を取らないために、30年以上のロングラン公演を可能にしています。
ですが絶対的なスターの存在無しにして、どのようにして興行収入を得ているかと言いますと、
完全な実力主義と、作品主義の存在です。
四季の俳優さんは、毎日のように長時間にわたり稽古を欠かさずに行っています。
でないと、オーディションで役をもらうことができないからです。
役をもらっても稽古の段階で、舞台に立たないこともあります。
舞台に立つことができないと、収入も得られず、終いには解雇されてしまいます。
少しでも怠ってしまうと、すぐに追い越されてしまうような厳しい世界で俳優さんは舞台に立っています。
なので四季の俳優さんは、誰もが高い実力を持っている方々ばかりです。
なので当たり外れがなく、安定して見ることのできます。
四季の俳優さんには、信頼のある「四季印」があると思っていいと思います。
また、俳優さんは作品を輝かせる職人のようなものです。俳優のために作品があるのではなく、作品があってこその俳優、というのは四季の特徴です。
この作品主義、実力主義は、ばっけ丸が俳優を、目指す上で参考にさせてもらっていることです。ミュージカル俳優と、アーティストの違いは歌って踊る部分は同じですが、芝居の上に成り立っている点において、全く違うと思います。私は素晴らしい作品を観客に届ける伝道師になりたいと思っています。
②方法論
これが四季独自のメゾットであり、他俳優さんたちと決定的に違う点ではないでしょうか。
「演劇は本質的に言葉の芸術である。作者は観客の心の声を言葉にし、俳優はその言葉に自らの声を貸す、そして観客はその声に耳を傾ける。演劇の感動の80%は台本である戯曲の文学的な成果から生まれるというのが我々の考え方です。」四季株式会社社長 吉田智誉樹社長
四季の舞台においては、言葉が明晰であることが感情を表現することよりも上位におかれている。四季の俳優たちは、毎日、明晰な言葉を発するための訓練を行なっており、母音法、呼吸法、フレージング法(折れ法)という、独自のメソッドも持っている。
「事業構想」2018年9月号から一部引用
時に「四季節」と揶揄されるあの独特のはっきりとした喋り方のことです。
つまり、言葉がはっきり伝わらないと、作品が伝わらないことに繋がるということです。
作品主義の四季だからこそ、戯曲や言葉を大事にしているんですね。
詳しくは、劇団四季の創業者の1人でもある、演出家 故浅利慶太氏が著作した「劇団四季メゾット 美しい日本語の話し方」をご覧ください。
ばっけ丸はこの本を整形外科の待ち時間に読み、「おおおおおおおお」と雷に打たれた思い出があります。
この方法論が私が四季に入りたいと思った1番の理由です。
「読み書きは学校で教わるのに、話し方は学校では教わらない。」
日本が対話によるコミュニケーションが苦手な大きな理由であると思います。
劇団四季はこの方法論を教育にもっと取り入れて欲しいとの思いから、小学生を対象に「美しい日本語の話し方教室」も開催しています。
③日本全国での公演活動
劇団四季は全国各地で公演活動を行っています。時には離島だったり、ホールでなくとも体育館でも公演を行います。
かくいう私も、山に囲まれた田舎に住んでおりながら、舞台を観劇できる機会をたくさん四季に与えていただきました。
これは四季の企業理念の一つでもある、「文化の東京一極集中の是正」に基づいているそうです。
確かに文化の中心はどうしても都会によってしまいます。
私もミュージカルの勉強をしようとして、自分の住む地方には学べるところがほとんどなく、関東に行かなければ学べない現実にぶち当たっています。
劇団四季は様々な人たちに演劇の素晴らしさを伝えたいという思いがあります。
自分もいつか、四季を通して日本全国に演劇を伝えていきたいです。
今回はここまで!
次回も、劇団四季について熱く語りたいと思います。
またね!
はじめまして! ばっけ丸です。
はじめまして! ばっけ丸と申します。
ミュージカル俳優を目指す田舎の学生です。
ミュージカルを現在勉強中です。このブログでは、私が勉強しながら思ったことや学んだことを書いていきます。
本日は、自己紹介といたしまして、私が何故ミュージカル俳優になろうと思ったかについてお話しします。
結構長いです。💦
小学2年生の時に観た「ライオンキング」が私の人生初ミュージカルでした。
正直あの時は、目の前で何が起こっているのがよくわからなかった。
ミュージカルというものの概念すらなく、でもなんとなくすごかったと、小学校低学年なりに思っていました。
まあ私の人生初ミュージカルなんてそんなもんなのですが、
その時の体験、というよりも、その後がすごかった。
親が「ライオンキング」のCDを買ってくれて、それからずっとドライブがあればかけて車の中で大熱唱してました。いや、いつでもどこでも大熱唱。兄弟みんなで大熱唱。
歌詞なんて完コピしてました笑
ちなみに私は5歳年上の姉がいるのですが、姉はその時に舞台俳優になりたいと思ったそうです。(今は全く違う職業についてます。)
え、?
ばっけ丸君、それで君もなりたいと思ったんでしょ?
…まだです。
もちろん歌うのは好きだったし、芸能関係の仕事にすごく興味があったのですが、
すごく内気で、親にそんなことは言い出せず、
しかも自分よりそんなに少し上の子役のお兄さんお姉さんが、あんなに堂々と歌って踊って演技して…
やろう、とはならなかった。
私はただその時は家族の中で歌うのさえ恥ずかしかった、大熱唱はしてたとは思うのですが。
結局その中でおしまいだったんですね。
その後も、リトルマーメイド、マンマミーアなどのミュージカルを観に行ってました。
そして劇団四季という人たちがどんな凄い人たちが段々とわかってきたんです。
あの劇団にいる俳優さんは、みなさんプロフェッショナルなんだなーということもわかってきました。
その時は、アニメや漫画にハマっていて…
声優さんになりたいと思ってました。
やっぱり何か演じたかったのかな?相変わらず恥ずかしがり屋の内気少女でしたが笑
そして小学6年生の夏休み
人生を変える出来事がありました。
それは…
「アラジン」を観たこと。
前からCDを買って曲はなんとなく知ってましたが、こぉれがもう、すっごく面白くて、すっごく魅力的で、
個人的には、あのマブダチ3人が主に好きになっちゃったんですけども笑
その時に漠然と…
やりたい
という気持ちが湧いた。
もちろん俳優さんはプロフェッショナルで
毎日厳しい稽古を続けて、
慣れだれ崩れ=去れ 一音落とすものは、去れ
もわかっていたし、
とんでもないすごい人たちなのにもうそんなのヌキにして
やりたいって思ったんです。
…でも、
でも!? またなの? また諦めるの?せっかくやる気になったじゃない!
まあそうなんですけど…
皆さんミュージカル俳優になるために何が必要か、知ってますか?
技術的なことだけを考えれば、歌、ダンス、演技ですよね。
四季の俳優さん、皆さん、声楽、バレエ、ジャズダンス、演技のレッスンを重ね、とパンフレットのプロフィールに書かれていました。
当時のばっけ丸、習い事はピアノだけです。
しかも周りに歌、踊り、演技を指導しているところもなかったんです。
しかもまた親に言えない。
姉もすでに諦めていて、普通に大学の進学をしようとしてたのも大きかったんでしょうね。
自分みたいな田舎者が首を突っ込む世界ではないのかもしれないと思い、中学生になると自然消滅しました。
もちろん人前に立った経験もほぼなく、立ちたいと思わなかった。
…おいおいおい、じゃあいつやんだよぉ!
ばっけ丸よお!
こっからです(^∇^)
ばっけ丸 高校生になります。
進学した高校は、県内唯一の芸術学系のある高校でそこには声楽やピアノを学べる音楽コースがありました。
えっ まさかばっけ丸…!!!?
違います。
私は普通の人文理数学系に入学しました。
じゃあ何がしたかったのか、
部活です。
その高校は、全国有数の合唱強豪校で、毎年全国大会に行く、毎年金賞を取る、日本一もとったことがある部でした。
そこに入って音楽の道を切り拓かんとしたんです。プレーヤーじゃなくて、違う方法でも。
そこで目覚めちゃったんです。
人前で歌うことが楽しくなったんです。
合唱なんかやったことなかったけど、内気なのは相変わらずだし、
でも、あの一体感、一緒に曲を作っていく過程の練習の日々とか、ステージを一年で何回もこなしながらも、一つも同じステージだなんことはなかった。
そうして、進路を考える時期に突入した時に、
かつての夢をひきずってた私は
初めてまともに舞台立って、一種の自信というか、
「私でもできるかもしれない」
と思いました。
やっとですね。これが高校1年生の時。
初めてミュージカル観てから8年近く経ってました。
まあこの後も色々あって、
今に至ります。
その色々は後日、
お話ししたいと思います。
ここまでお読みくださった皆様
ありがとうございました。
ではまた!